はじめに
こんにちは、イエステーション矢口店です!
4月からの新社会人生活や新入学に向けて、「そろそろ部屋探しをしないと…」と思いつつ、つい後回しになってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、賃貸探しは「いつ契約するか」だけでなく、「いつから準備を始めるか」がとても大切です。
結論からお伝えすると、
お部屋の“本番探し”は1〜2月、
そのスタートダッシュのための準備を12月から始めるのがおすすめ
というイメージです。
ここでは、新社会人・新入学生の方向けに、「12月から何をしておくと良いのか」「1〜2月をどう動けばいいのか」をわかりやすくまとめていきます。
※こちらの記事は2025年11月28日時点の情報です。
なぜ12月から準備すると有利なの?
まずは、賃貸市場の流れを簡単に押さえておきましょう。
一般的に、4月からの新生活に向けた賃貸市場のピークは1〜3月です。
退去や異動、卒業などの予定が決まるのが年明け以降のため、空室情報もこの時期にグッと増えます。
ただし、ここで問題になるのが「良い物件から先に決まってしまう」ということです。
●家賃と広さのバランスが良い部屋
●駅から近くて通勤・通学に便利な部屋
●築浅・設備充実の人気物件
こうしたお部屋は、募集開始から数日で決まってしまうことも珍しくありません。
12月のうちから準備を始めておけば、
●家賃相場を把握できている
●希望エリアや路線が絞れている
●「ここだ!」という物件が出たときにすぐ申し込みできる
という状態で1〜2月を迎えられます。
逆に、1月になってからゼロベースで考え始めると、良い物件が出ても「エリアで迷う」「予算感がわからない」といった理由で決断が遅れ、チャンスを逃してしまうこともあります。
12月にやっておきたいこと①住みたいエリアと通勤・通学ルートをイメージする
12月の準備でまずおすすめしたいのが、「住みたいエリアの絞り込み」です。
●会社や学校の最寄り駅
●そこから電車で何分以内なら通えるか
●乗り換え回数はどこまで許容できるか
といったことを、ざっくりで構いませんので考えてみましょう。
例えば、
●「乗り換え1回までにしたい」
●「通勤ラッシュを避けたいので始発駅寄りがいい」
●「学校の最寄り駅から自転車圏内がいい」
といった希望条件をイメージしておくと、エリアをかなり絞り込むことができます。
さらに、気になる駅がいくつか出てきたら、
●実際に昼間や夜に歩いてみる
●スーパーやコンビニ、飲食店の有無を見る
●街の雰囲気や治安をチェックする
といった“街歩きリサーチ”もおすすめです。
このひと手間で、「便利そうだけど夜は少し暗くて不安」「少し遠回りだけどこの街は落ち着いていて住みやすそう」といったリアルな感覚がわかってきます。
12月にやっておきたいこと②家賃と初期費用のシミュレーション
次に重要なのが、お金の準備です。
新社会人の方であれば、手取りの予想から家賃上限の目安を決めておきましょう。
一般的には、
●家賃は手取り月収の3分の1程度まで
といわれますが、通勤定期代やスマホ代、食費、光熱費などを含めて、無理のない金額を検討することが大切です。
また、賃貸契約には家賃以外にもさまざまな初期費用がかかります。
●敷金・礼金
●仲介手数料
●前家賃・日割り家賃
●火災保険料
●鍵交換費用
など
物件や契約内容によって変動しますが、ざっくり家賃の4〜6ヶ月分程度かかるイメージを持っておくと安心です。
12月のうちから、
●親御さんと仕送り額について話し合う(新入学の場合)
●貯金額を確認し、どれくらい初期費用に回せるか考える
●足りない分をどう補うか(ボーナス・親の援助・貯蓄計画)
といったことを整理しておくと、1〜2月に具体的な物件を見た際に、「この物件なら初期費用は問題なさそうだ」とすぐ判断できるようになります。
12月にやっておきたいこと③希望条件の優先順位をつける
お部屋探しで意外と重要なのが、「絶対に譲れない条件」と「妥協してもよい条件」を整理しておくことです。
例えば、希望条件としてよく挙がるのは、
●家賃○万円以下
●駅から徒歩○分以内
●バス・トイレ別
●築年数○年以内
●2階以上
●オートロック
●独立洗面台
●インターネット無料
などですが、これらを全部満たす物件は、当然ながら家賃が高くなりがちです。
そこで12月のうちに、
●これだけは外せない条件(最優先)
●できれば欲しい条件(優先度中)
●あればうれしいけれど妥協できる条件(優先度低)
の3段階くらいに分けて整理しておきましょう。
例えば、
●最優先:家賃・通勤時間・バス・トイレ別
●優先度中:駅から徒歩10分以内・2階以上
●妥協可:築年数・オートロックの有無
といった具合です。
この整理ができていると、1〜2月に物件を内見した際、
「オートロックはないけれど、家賃と通勤時間は理想的だからここに決めよう」
といった形で、スムーズに判断ができるようになります。
12月にやっておきたいこと④不動産会社に相談して“顔つなぎ”をしておく
12月は、本格的な繁忙期に入る前の準備期間でもあります。
このタイミングで一度、不動産会社に足を運んでみるのもおすすめです。
●まだ具体的な物件は決めなくてOK
●「4月からの新生活に向けて、1〜2月に入居したい」という事情を伝える
●希望エリアや家賃、条件を相談してみる
というスタンスで構いません。
早めに相談しておくことで、
●条件に合いそうな物件の傾向や、現実的な相場感を教えてもらえる
●1〜2月に条件に近い新着物件が出たとき、情報をもらえる場合がある
●「この条件だとすぐ決まりやすい」「ここは妥協した方がいい」などプロならではの助言が聞ける
といったメリットがあります。
1〜2月はどう動く?スタートダッシュで差をつけるコツ
12月にしっかり準備をしておけば、1〜2月の“本番期間”はとても動きやすくなります。
ここでは、スタートダッシュを成功させるポイントを見てみましょう。
●新着物件をこまめにチェックする
●気になる物件があれば、早めに問い合わせ・内見予約をする
●内見の際は、その場で「申し込みするかどうか」を判断できるように準備しておく
●同じエリアで2〜3件まとめて内見し、比較できるようにする
人気物件は、「週末に家族と相談してから…」と考えている間に、別の人で決まってしまうことも多いです。
12月のうちに条件整理と予算シミュレーションが済んでいれば、迷いすぎずに決断しやすくなります。
新社会人の場合のおすすめスケジュール
新社会人の方は、通勤を前提にエリアや路線を決める必要があります。
●12月〜1月上旬
・勤務地や配属先の最寄り駅を確認
・通勤時間の希望(何分以内か)を整理
・家賃上限と生活費のバランスを考える
・不動産会社に相談して、条件を共有しておく
●1月中旬〜2月
・本格的に物件情報をチェック
・気になる物件はすぐに内見予約
・通勤時間帯の駅や電車の混雑状況も確認
●3月
・契約・引っ越し・ライフラインやインターネットの開通手続き
・可能であれば、入社の1〜2週間前には入居しておくと安心
この流れで動けると、気持ちの余裕を保ちながら新生活の準備が進められます。
新入学生の場合のおすすめスケジュール
新入学生の方は、合格発表の時期によって動き方が変わります。
●推薦・総合型選抜などで早めに進路が決まる場合
・12月の段階で学校周辺のエリアをチェック
・親御さんと仕送りの額や家賃の目安を相談
・1〜2月に学校近くの不動産会社で本格的に物件探し
●一般入試で2〜3月に合格が決まる場合
・12月〜1月は、候補となるエリアや路線を事前に調べておく
・「受かったらこの辺りに住みたい」というイメージを作っておく
・合格後は短期決戦になることが多いので、条件の優先順位を先に決めておく
合格後はどうしてもバタバタしがちですが、12月のうちから少しずつ情報を集めておくだけでも、かなり動きやすさが変わってきます。
よくある失敗パターンと、その防ぎ方
最後に、「こうしておけばよかった…」という声の多い失敗パターンもご紹介しておきます。
●動き出しが遅く、良い物件がほとんど残っていなかった
●条件を絞り込みすぎて、いつまでたっても決められない
●初期費用を甘く見ていて、希望エリアを諦めざるを得なくなった
●通勤・通学ルートをよく考えずに決めてしまい、毎日が大変
こうした失敗は、どれも「準備不足」から生まれるものです。
逆に言えば、12月のうちから、
●エリアの候補を出しておく
●予算と初期費用の目安を確認しておく
●希望条件の優先順位を決めておく
●不動産会社に相談しておく
といったことをしておけば、防げるものがほとんどです。
まとめ:12月は“情報武装”の月。本番は1〜2月に照準を合わせよう
新社会人・新入学生の賃貸探しは、どうしても1〜3月に集中します。
「まだ少し早いかな?」と思うタイミングで動き出した人ほど、
ゆとりを持って部屋探しができ、結果的に納得のいくお部屋に出会いやすくなりますよ。
矢口渡、武蔵新田で物件をお探しの際は、地元で15年の実績があるイエステーション矢口店にご相談ください。
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