同棲前にチェック!お金・間取り・生活ルール

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2025年11月22日

同棲前にチェック!お金・間取り・生活ルール

はじめに

こんにちは、イエステーション矢口店です!

 
カップルで「そろそろ同棲しようか?」という話が出てくると、ワクワクする反面、

「お金のこと」「間取りのこと」「家事や生活ルールのこと」など、考えることも一気に増えます。
 
勢いだけで部屋を借りてしまうと、「思っていた生活と違う…」「お金の負担が偏ってしまった…」といった不満がたまり、ケンカの原因にもなりかねません。
 
同棲は、結婚の予行演習にもなる大切なステップです。
 
うまくいけば、毎日がぐっと楽しく、安心感のある暮らしになりますが、事前のすり合わせが足りないと、短期間で同棲解消…というパターンも珍しくありません。

 
この記事では、同棲を始める前にチェックしておきたい「お金」「間取り」「ルール」の3つのポイントを、賃貸物件を探す不動産会社の目線で分かりやすくまとめました。

これから同棲を考えているカップルの方は、話し合いのチェックリストとしてぜひご活用ください。


 
※こちらの記事は2025年11月22日時点の情報です。


同棲でいちばん揉めやすいのは「お金」の話

まず最初にお伝えしたいのは、「同棲でいちばん揉めやすいのは、お金のこと」という点です。

 
●家賃をどちらがどれくらい払うか
 
●光熱費・食費・日用品などをどう分担するか
 
●家具・家電など初期費用をどう負担するか
 
●デート代・貯金・趣味のお金をどうするか


 
こういった話を曖昧にしたまま同棲を始めてしまうと、後々「自分ばかり負担している気がする」「言いにくいけど不公平だと思う」と感じてしまうことがあります。

 
同棲前には、少なくとも次の3つは具体的に話し合っておきましょう。

 
●毎月の「家賃の上限」と「二人で無理なく払える額」
 
●光熱費・食費などの生活費をどう分担するか
  
●貯金をどうするか(各自で貯めるのか、共同口座をつくるのか など)

 
感覚ではなく、「数字」で話せるように、今の収入・支出もざっくりで良いので共有しておくとスムーズです。


家賃はいくらまで?二人暮らしの予算の決め方

家賃の目安としてよく言われるのが「手取り月収の3分の1まで」という基準です。

ただし同棲の場合は「二人分の収入」があるため、つい背伸びした家賃の部屋を選びがちです。
 
おすすめは、次のような考え方です。

 
●家賃+共益費+駐輪場などを合計して、二人の手取り合計の25%前後に抑える
 
●今の生活スタイル(貯金額・趣味・推し活・旅行など)を大きく削らなくても払える金額にする
 
無理をすると、最初の数カ月は良くても、更新のタイミングやボーナスカット、転職などの変化で急に苦しくなることがあります。
今だけではなく、「2年後、3年後も無理なく払えるか?」という目線で考えてみてください。
 


 
また、家賃だけでなく「初期費用」も要チェックです。
 
●敷金・礼金
  
●仲介手数料
 
●前家賃(日割り家賃)
 
●火災保険料
 
●鍵交換代
 
●保証会社利用料

 
 
これらを合計すると、一般的に「家賃の4〜6カ月分」程度になることが多いです。
 


 
初期費用の負担についても、同棲前に
 
●完全折半にするのか
 
●家賃負担が多い方の初期費用負担を少なめにするのか
 
●親からの援助がある場合、その扱いをどうするか


 
といったルールを決めておきましょう。


間取り選びで失敗しないためのポイント

同棲でよく選ばれるのが「1LDK」「2DK」「2LDK」あたりの間取りです。

ただ、数字だけ見て決めてしまうと、「思っていたより狭かった」「お互いの気配が近すぎて疲れる」などのギャップが出てきます。
 

 
間取りを選ぶときは、次のような視点でチェックしてみてください。


 
●それぞれの「一人時間」が確保できるか
 
●在宅勤務・オンライン会議がある場合、音や背景が気にならないか
 
●収納量は足りるか(クローゼット・納戸・押し入れなど)
 
●キッチンの広さ・使い勝手(自炊の頻度が高いほど重要)
 
●洗濯物・ゴミ置き場など、生活感の出る場所の動線

 
特に、在宅勤務やシフト制勤務の方は「生活リズムの違い」がストレスになります。



 
●どちらかが寝ている時間に、もう一方がリビングでテレビを見られるか
 
●音が気になるとき、別室に移動できるか
 
 
といったことも意識して間取りを見ると、「住み心地」の差が大きく変わってきます。
 
なお、家賃を抑えるために1K・1DKで同棲をするカップルもいますが、


 
●荷物が多い
 
●二人とも在宅時間が長い
 
●どちらかが一人時間を大切にしたいタイプ


 
という場合は、できれば「部屋が2つ以上ある間取り」をおすすめします。


立地・環境も二人の生活リズムに合わせて

同棲を始めると、「通勤」「買い物」「休日の過ごし方」も二人分になります。

 
●通勤時間・通学時間のバランス
  
●スーパー・ドラッグストア・コンビニの距離
 
●病院・クリニック、郵便局・銀行などの生活施設
 
●最寄り駅までの距離・ルート(夜でも歩きやすいか)


 
こうした条件を「どちらかにだけ負担が偏っていないか」という視点で見直すことが大切です。
 
例えば、
 
●どちらか一方の職場には近いが、もう一方は毎日1時間以上かかる
 
●スーパーが遠く、自炊派には不便
  
●夜道が暗くて帰宅時に不安
 
というようなケースでは、最初は我慢できても、積み重なると不満につながります。


 
物件を見学するときは、時間帯を変えて周辺を歩いてみたり、「実際にこのルートで通勤するとしたら?」とシミュレーションしておくと安心です。


同棲前に決めておきたい「生活ルール」

同棲が始まると、育ってきた環境や価値観の違いが、日々の細かいところで顔を出します。

 
●洗濯物を毎日する派か、まとめてやる派か
 
●お風呂は帰宅後すぐ入るのか、寝る前か
 
●食後にすぐ片付けたい派か、少し休んでから片付ける派か
 
●部屋の温度設定(エアコンの温度・加湿器など)

 
こうした「正解のない違い」は、事前に話しておくことで、だいぶトラブルを防ぐことができます。
 


 
同棲前に、最低限次のようなルールをすり合わせておくのがおすすめです。
 


 
●家事の分担(料理・洗い物・洗濯・掃除・ゴミ出しなど)
 
●生活リズム(起床時間・就寝時間・お風呂・洗濯のタイミング)
 
●飲み会・友人を家に呼ぶ頻度
 
●お互いの実家との付き合い方
 
 

 
特に「家事の分担」は、最初にざっくりでも役割を決めておくと、後々モヤモヤしにくくなります。
 

 
●料理が得意な人が食事担当、その代わりもう一方が洗い物・ゴミ出し担当
 
●平日は分担、休日はどちらかがまとめて掃除をする

 
 
など、それぞれの得意・不得意や仕事の忙しさを踏まえて決めておくと良いでしょう。


お金のルール:口座・家計簿・貯金をどうする?

同棲のタイミングで、「家計を一緒に管理するかどうか」も大事なテーマです。
 
考え方の例としては、次のようなパターンがあります。


 
●パターン1:共同口座をつくって、そこから家賃・光熱費・食費などを払う
 
●パターン2:家賃は折半、その他は家計簿アプリで割り勘管理
 
●パターン3:家賃・固定費を片方がまとめて支払い、もう一方が食費や日用品を負担


 
どれが正解というわけではありませんが、ポイントは


 
●「なんとなく」ではなく、ルールを言葉にして共有する
 
●毎月見直せる仕組みをつくっておく(家計簿アプリ・月一の振り返りなど)


 
ということです。
 
また、同棲期間中も「個人のお金」と「二人のお金」は分けて考えた方が、後々トラブルが少なく済みます。


 
●共通の貯金(将来の結婚資金・引っ越し費用など)
 
●それぞれの自由に使えるお金

 
この2つをどう配分するかを話し合い、「この範囲ならお互い干渉しない」という線引きを決めておくと、お金のことでケンカになりにくくなります。


契約名義・連帯保証・解約時の取り決めも確認を

賃貸契約に関しても、同棲特有のチェックポイントがあります。

 
●部屋の名義人をどちらにするか
  
●連帯保証人や保証会社の契約条件
 
●同棲解消になった場合、どちらが部屋に残るのか
 
●解約予告期間(通常1カ月〜2カ月前)


 
物件によっては、「入居者全員の名前と続柄の申告」を求められることも多くなっています。
申込書には正直に記載し、黙って同棲を始めるのは避けましょう。


 
また、もし同棲を解消することになった場合に備え、
 
●退去費用(原状回復費用など)をどう負担するか
 
●残っている家具・家電をどうするか(売る・引き取る・処分する)

 
などについても、ざっくりと話しておけると安心です。縁起でもない話に感じるかもしれませんが、「もしもの時の話もできる」ことが、むしろ信頼関係の証になることもあります。


同棲前にやっておきたい「お試しステップ」

いきなり新居で同棲を始める前に、次のようなステップを踏んでみるのもおすすめです。
 
●どちらかの家で、1〜2週間「ほぼ同棲」の生活をしてみる
 
●その期間に、家事分担・生活リズム・お金の管理を試してみる
 
●気になった点を率直に話し合い、ルールを微調整する

 
短期間でも実際に一緒に暮らしてみると、「ここは意外と気にならない」「ここは想像以上にストレスだった」といった発見があります。

 
 
●相手の片付け習慣
 
●物の置き方・収納のクセ
 
●朝と夜の過ごし方の違い

 
こういった部分を事前に把握しておくと、新居に引っ越したあともスムーズに暮らしやすくなります。


同棲向きの物件探しは、不動産会社に「生活イメージ」を伝えるのが近道

同棲の物件探しでは、「家賃いくらまで」「駅から何分」といった条件だけでなく、「二人の暮らし方」をできるだけ具体的に教えていただけると、ご提案の幅が広がります。

  
例えば、こんなイメージです。
 
 
 
●二人ともフルタイム勤務で帰宅は20時頃。自炊は週3日くらい
 
●どちらかが在宅勤務でオンライン会議が多い
 
●休日は家でゆっくり過ごすことが多いので、リビングを広めにしたい
 
●ペットを飼う予定がある/すでに飼っている
 
●将来的には結婚や子どもも視野に入れているので、少し広めの部屋も検討したい


 
こうした情報があると、単に「条件に合う部屋」ではなく、「二人の暮らしにフィットする部屋」を一緒に考えやすくなります。

 
イエステーション矢口店でも、同棲をきっかけにお部屋探しをされるお客様は多くいらっしゃいます。
 
「まだざっくりとしか決まっていない」「相手と意見が割れている」という段階でも大丈夫ですので、
お気軽にご相談ください。


まとめ:同棲は「二人でつくるプロジェクト」

同棲は、ただ一緒に住むだけでなく、「二人でひとつの暮らしをつくっていくプロジェクト」です。
 
同棲前にしっかり話し合っておくことで、スタート後のトラブルをぐっと減らすことができます。

 
矢口渡、武蔵新田で物件をお探しの際は、地元で15年の実績があるイエステーション矢口店にご相談ください。
 
お客様のお力になれるよう一生懸命努力致します。
 
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