こんにちは、イエステーション矢口店です!
引っ越しを検討していると、物件情報に「礼金ゼロ・敷金ゼロ」「ゼロゼロ物件」と書かれているのをよく見かけます。
一見すると「初期費用が安くてラッキー!」という印象がありますが、
本当に“お得”かどうかは、物件の特徴や契約条件をしっかり理解して判断することが大切です。
この記事では、ゼロゼロ物件の仕組み・メリット・注意点・どんな人に向いているか を、できるだけわかりやすく解説します。
これからお部屋探しをする方は、ぜひ参考にしてください。
※こちらの記事は2025年11月17日時点の情報です。
まずは基本の確認から。「礼金」と「敷金」は似ているようで役割がまったく異なります。
ここを理解すると、ゼロゼロ物件の仕組みも格段にわかりやすくなります。
●礼金
入居者がオーナーへ「お礼」として支払うお金。
返金されることはありません。
昔ながらの慣習的な費用で、最近は「礼金ゼロ」の物件も増えています。
●敷金
退去時の原状回復費用にあてるための預かり金。
クリーニング費・修繕費を差し引き、残りは返金されます。
ペット可物件などは敷金を追加するケースもあります。
この2つの費用が「ゼロ」になるのが、「礼金敷金ゼロゼロ物件」です。
ゼロゼロ物件とは、名前の通り「礼金ゼロ」「敷金ゼロ」で入居できる物件のこと。
初期費用が大幅に抑えられるため、人気が高い条件です。
ただし、敷金をゼロにしている代わりに、以下のような費用や条件が追加されることがあります。
●クリーニング費(退去時または入居時に請求)
●退去時の定額清掃費
●ハウスクリーニング代の先払い
●鍵交換費用
●保証会社利用必須
●短期解約違約金の設定
●室内消毒費やサポート料の加入義務
つまり、単純に「全部が無料になる」というわけではありません。
“敷金として預けない代わりに、別の形で費用を支払う”というイメージを持つと理解しやすいです。
ゼロゼロ物件が増えている背景には、不動産事情の変化があります。
●引っ越しの初期費用を抑えたい人が増えた
●空室対策としてオーナー側が条件を調整している
●保証会社の普及により敷金を持たなくてもリスク管理がしやすくなった
●礼金を取らない文化が広がってきた
とくに、東京・大田区エリアでは競争が激しいため、初期費用を抑えた物件は人気です。
矢口渡周辺でも、単身者向けのワンルーム・1Kではゼロゼロ物件が一定数見られます。
ゼロゼロ物件には魅力もたくさんあります。
初めて一人暮らしをする方、急な転居が必要な方には心強い選択肢です。
●初期費用を大幅に抑えられる
礼金・敷金がなくなることで、引っ越し費用が10万円〜20万円近く変わることも。
引っ越し代・家具家電の購入・新生活用品など、他の費用に回せるのは大きな魅力です。
●スピーディに入居しやすい
敷金精算のリスクが少ないため、管理会社が審査を通しやすいケースもあります。
●短期間だけ住みたい人にも向いている
敷金を預けないため、退去時の返金トラブルも起きにくい点はメリットです。
メリットが多い一方、注意点を理解していないと「思ったより費用がかかった…」というケースも多いのがゼロゼロ物件です。
ここでは、特に知っておきたい注意ポイントを丁寧に解説します。
●退去時の清掃費が高めに設定されている場合がある
敷金がない分、退去時に定額クリーニング費(2〜6万円程度)が発生することがあります。
●原状回復費用が追加でかかることも
クロスの汚れ、床の傷など、故意過失による破損は実費負担です。
敷金がないため、退去時にまとめて請求されるケースもあります。
●解約違約金が設定されているケースがある
●1年未満解約で賃料1ヶ月分
●2年未満解約で賃料1ヶ月分
など、契約書に記載されていることが多いので必ずチェックを。
●実は初期費用の総額が安くないことも
礼金・敷金がゼロでも、
●サポートパック
●消毒費
●事務手数料
などが追加され、トータルでは普通の物件とほぼ同じ金額になることもあります。
●礼金ゼロでも、家賃が高く設定されている可能性
家賃が相場より高い物件だと「長く住むなら割高」になるケースも。
ゼロゼロ物件は、状況によっては非常に便利な選択肢です。
●引っ越し費用をなるべく抑えたい人
●短期的な賃貸利用を考えている人
●急ぎで入居先を探している人
●家具家電の購入にお金を回したい人
●初期費用で資金を使い切りたくない人
とくに、矢口渡周辺では学生・新社会人・単身赴任の方に人気があります。
以下に当てはまる場合、ゼロゼロ物件は必ずしも最適とは限りません。
●長期間住む予定の人
→礼金の有無よりも、家賃が割高かどうかをチェックしたほうが長期的に得です。
●退去費用を絶対に抑えたい人
→定額クリーニング費・実費精算の負担が発生するため注意。
●トータル費用で損をしたくない人
→初期費用だけで判断せず、2年間住んだ場合の総額も見ましょう。
失敗しないためには、以下をしっかり確認することが大切です。
●退去時の費用(クリーニング代・実費精算の範囲)
●短期解約違約金の有無
●保証会社費用の金額
●その他の初期費用(サポート料・消毒費など)
●相場より家賃が高くないか
●更新料の有無
特に、契約書の「特約」部分は必ず細かく見ておきましょう。
イエステーション矢口店として日々物件を扱うなかで、エリア傾向も少し共有しておきます。
●単身向け1R〜1Kにゼロゼロ物件が多い
●築年数20〜30年クラスの物件が中心
●家賃相場は5万〜8万円前後が多い
●ペット可や新築・人気設備付きはゼロゼロが少ない
初期費用を抑えたい方には、幅広い選択肢があると言えます。
結論としては、
「人によってはとてもお得。ただし条件によっては通常物件と変わらないこともある」
というのが正直なところです。
ポイントは、“初期費用だけで判断しないこと”。
入居から退去までのトータル費用+住みやすさをしっかり比較することで、本当に自分に合った物件かどうかが見えてきます。
●初期費用を抑えたい
●短期で住みたい
●家具家電にお金を回したい
そんな方にとって、ゼロゼロ物件は魅力的な選択肢です。
一方で、退去費用・違約金・家賃設定など、見落としがちなポイントもあるため、契約前にしっかりチェックすることが大切です。
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