初めての一人暮らし、初期費用はいくらかかる?内訳と節約のコツ

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2025年12月11日

初めての一人暮らし、初期費用はいくらかかる?内訳と節約のコツ

はじめに

こんにちは、イエステーション矢口店です!

 
春からの新生活や転職をきっかけに、「そろそろ一人暮らしを始めたいな」と考える方が増えてきます。

ただ、そのときに一番ドキッとするのが「初期費用っていくら必要なの?」というお金の話ではないでしょうか。

家賃はなんとなくイメージできても、契約時にまとめて必要になるお金や、引っ越し・家具家電まで含めると、「思っていたよりずっと高かった…」という声も多いです。

 
今回は、初めての一人暮らしにかかる初期費用の内訳と、無理なく節約するコツを、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

目安の金額は、東京都内(大田区・東急多摩川線沿線など)で一人暮らしを想定して書いていますが、考え方自体はどのエリアでも応用できますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 
※こちらの記事は2025年12月9日時点の情報です。

一人暮らしの「初期費用」ってなに?

まず整理しておきたいのが、「初期費用」という言葉の中身です。

一般的に、初期費用というと次のようなお金をまとめて指すことが多いです。


 
●お部屋の契約時に不動産会社・管理会社に支払う費用

●引っ越し業者やレンタカーなど、実際の「引っ越し」にかかる費用

●家具・家電・カーテン・小物など、新生活の準備にかかる費用

 

このうち、不動産会社から見積書として提示されるのは主に「契約時に必要な費用」です。

一方で、引っ越し費用や家具家電の購入費用は自分で用意していくお金なので、つい計算から抜け落ちがちです。

「家賃の4〜5ヶ月分くらい必要」とざっくり言われることが多いですが、その内訳をきちんと理解しておくと、予算の組み立てがグッと楽になります。

家賃以外に必要な初期費用の内訳

ここからは、多くの賃貸契約で発生する主な項目を一つずつ見ていきます。

同じ「家賃◯ヶ月分」と書かれていても、役割や性質はそれぞれ違います。


 
●敷金

退去時の原状回復費用(クリーニング代や修繕費など)に充てるための預かり金です。

近年は「敷金0ヶ月」の物件も増えていますが、その分、退去時にクリーニング代を別で請求するケースもあります。

敷金があるから損、ないから得、とは言い切れないので、契約書の「原状回復」の項目をしっかり確認しておきましょう。

 

●礼金 

オーナーさん(貸主)への「お礼」として支払うお金で、基本的に退去時に戻ってきません。

昔に比べると礼金なしの物件も増えていますが、人気エリアや新築では今でも1ヶ月分ほどかかることがあります。


 
●仲介手数料

お部屋を紹介した不動産会社に支払う報酬です。

法律上の上限は「家賃1ヶ月分+消費税」ですので、「家賃1ヶ月分(税込1.1ヶ月分)」以内かどうか、見積書で確認しておくと安心です。


 
●前家賃・日割り家賃

契約開始日から最初に迎える支払い日(多くは翌月末)までの家賃を先に支払います。

例えば、3月15日から入居の場合は、3月15〜31日の「日割り家賃」と、4月分の家賃をまとめて支払う、といったパターンが多いです。


 
●保証会社利用料

最近は連帯保証人の代わりに「家賃保証会社」を利用する契約が主流です。

初回保証料として「家賃+管理費の30〜50%程度」が必要になるケースが多いほか、1年ごとに更新料がかかる会社もあります。

保証会社を使うことで、オーナーさんにも、借りる側にも安心感が高まります。


 
●火災保険料

万一の火災・水漏れなどに備えるための保険です。

ほとんどの賃貸契約で加入が必須条件になっています。

2年間で1.5〜2万円前後が目安です。

内容は「家財保険+借家人賠償責任」がセットになっているものが一般的です。


 
●鍵交換費用

新しい入居者さんの安全のために、入居時に鍵を交換するケースがあります。

費用は1〜3万円程度のことが多いですが、防犯性の高いディンプルキーなどの場合はもう少し高くなることもあります。

任意か必須かも物件ごとに違います。

 

●24時間サポートなどの任意サービス

「24時間駆けつけサービス」「消毒・消臭サービス」「消火器セット」など、オプションサービスが含まれている見積もりもあります。

必須なのか任意なのか、不要な場合は外せるのか、一度きちんと確認してみると良いでしょう。

このほか、駐輪場・バイク置き場・駐車場を利用する場合は、その初回費用(敷金・保証金など)が別途必要になることもあります。

実際いくらかかる?都内ワンルームの目安シミュレーション

では、実際の金額イメージをつかんでみましょう。

ここでは、東京都内で「家賃7万円・管理費5,000円」のワンルームに入居するケースを例にしてみます。

 
・家賃:70,000円

・管理費:5,000円

・合計:75,000円
 
 

礼金1ヶ月、敷金1ヶ月、仲介手数料1ヶ月、前家賃1ヶ月分、保証会社利用料40%、火災保険2年18,000円、鍵交換20,000円という条件でざっくり計算すると…

 
●礼金:75,000円

●敷金:75,000円

●仲介手数料:75,000円程度(+税)

●前家賃:75,000円(入居日によっては日割り分がプラス)

●保証会社初回費用:30,000円前後

●火災保険料:18,000円

●鍵交換費用:20,000円


 
合計すると、おおよそ36〜38万円前後になります。

 
ここに、引っ越し費用や家具家電の購入費用が加わってきますので、「トータルでは50〜60万円くらい」をイメージして準備しておくと、だいぶ安心感が出てきます。

もちろん、礼金なし・仲介手数料割引・保証会社の割合が低いなど、条件次第でもう少し抑えることも可能です。

逆に、新築・人気エリア・設備充実のお部屋ですと、もう少し初期費用がかかることもあります。

意外と盲点!引っ越し・家具家電・生活用品の費用

お部屋の契約費用だけでなく、そのあとにもお金はかかります。

「予算オーバーして家具を買うお金が足りない…」ということにならないよう、ざっくりとでも見積もっておきましょう。


 
●引っ越し費用

・引っ越し業者に依頼する

・レンタカーを借りて友人に手伝ってもらう

・宅配便の「単身パック」を使う

など、方法によって金額は大きく変わります。

距離や荷物量、時期によりますが、単身の引っ越しでも数万円は見ておきたいところです。

繁忙期(2〜4月)は料金が高くなりやすいので、時期をずらすだけでも節約効果があります。


 
●家具・家電の購入費用

一人暮らしで最低限そろえたいのは、ベッド・カーテン・照明・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テーブル・収納などです。

新品で全てそろえると、10万円〜20万円ほどかかることも珍しくありません。

リサイクルショップやフリマアプリを活用したり、家電セットをまとめ買いしたりすると、かなり節約できます。


 
●生活必需品・消耗品

カーテンや照明のほかにも、カーペット、キッチン用品、バス・トイレ用品、洗剤、ゴミ箱、ハンガー、文房具など、細かいものを買い足していくと、これも意外にかさみます。

最初から完璧を目指さず、「まずは1ヶ月生活できる最低限」をそろえて、少しずつ買い足していくイメージがおすすめです。

初期費用を抑える6つのコツ

「そんなにかかるなら、一人暮らしはまだ無理かも…」と思ってしまうかもしれませんが、工夫次第で初期費用をグッと抑えることは可能です。

ここでは、無理のない範囲でできる節約のコツをご紹介します。


 
●礼金なし・フリーレントなどの物件を選ぶ

礼金1ヶ月分が丸々なくなるだけでも、大きな節約になります。

さらに「フリーレント1ヶ月」といった物件なら、契約後の1ヶ月分の家賃が無料になるので、実質的な初期負担を軽くできます。

ただし、フリーレントには「一定期間内に解約すると違約金がかかる」などの条件が付くこともあるため、契約内容は必ずチェックしましょう。


 
●入居時期を工夫して日割り家賃を節約

月の途中から入居する場合、日割り家賃が発生します。

例えば、月末近くに入居すると「その月の日割り家賃+翌月分の家賃」で、支払いがグンと大きくなりがちです。

可能であれば月初〜中旬頃の入居にして、重複分を抑えるのも一つの工夫です。


 
●インターネット無料・設備充実の物件をチェック

月々の固定費を抑えるという意味でも、「インターネット無料物件」は大きなメリットがあります。

また、最初から照明・エアコン・カーテンレール・浴室乾燥機・ウォシュレットなどが揃っているお部屋なら、購入する物を減らせるので、初期費用の節約にもつながります。


 
●家具家電付き・レンタルサービスを活用

「単身赴任で数年だけ」「とりあえず一度住んでみて、将来は引っ越すかも」という方には、家具家電付き物件や家電レンタルサービスも選択肢になります。

買ってしまうよりトータルコストが安く済む場合もありますので、ライフプランを踏まえて検討してみましょう。


 
●クレジットカード払いや分割を上手に使う

初期費用の一部をクレジットカードで支払える不動産会社も増えています。

すべて現金で用意するのが難しい場合、カード払いでポイントを貯めたり、支払い時期を少しずらしたりすることで、手元資金に余裕を持たせられます。

ただし、分割払いやリボ払いの使いすぎは、のちの生活を圧迫する原因にもなるので、無理のない範囲で利用しましょう。


 
●不明な費用は必ず質問して、削れるものは削る

見積書を見ても「これは何のお金だろう?」と分からない項目が入っていることがあります。

そのままにせず、遠慮なく不動産会社に質問してください。

「これは任意のサービスなので外せますよ」というものが見つかることもあります。

イエステーション矢口店でも、初期費用の内訳については丁寧にご説明していますので、ご不安な点があれば何でもご相談ください。

節約しすぎは禁物!削ってはいけない費用

一方で、「ここを削るのはおすすめできない」という費用もあります。

短期的には節約になっても、トラブルやリスクを考えると、結果的に損になってしまうこともあるからです。


 
●火災保険

火事だけでなく、自分の家財が水漏れでもらい事故を受けた場合や、逆に自分の部屋から水漏れを起こしてしまった場合などにも備えられます。

万一のときに数百万円単位の賠償になることもありますので、火災保険は「必ず入っておくべきもの」と考えておきましょう。

 

●鍵交換・防犯関連

前の入居者さんが鍵を持っている可能性をゼロにするためにも、鍵交換はとても大切です。

防犯面の安心は、日々の暮らしのストレス軽減にもつながります。

「もったいないから」と削るより、安全を優先することをおすすめします。


 
●保証会社利用料

保証会社の利用は、オーナーさんにとっても、借りる側にとっても安心材料になります。

連帯保証人が立てられない方にとってはもちろん、家賃の支払いが万一遅れてしまった場合など、トラブルを最小限に抑える役割がありますので、「なんとか外したい費用」とは考えないほうが良いでしょう。

初めての一人暮らし、失敗しない物件選びのポイント

初期費用だけに目を向けてしまうと、「とにかく安い物件」を選びたくなってしまいますが、毎月支払う家賃や、暮らしやすさも同じくらい大事です。

●家賃は手取り収入の3分の1以内を目安に

無理のない家賃設定にしておくことで、その後の生活費や貯金にも余裕が生まれます。


 
●通勤・通学時間と交通費のバランスを見る

家賃を抑えるために遠くのエリアを選ぶと、交通費がかさんだり、通勤時間が長くなって疲れてしまったりすることもあります。

東急多摩川線沿線のように、都心へのアクセスと家賃のバランスが良いエリアを選ぶのも一つのポイントです。


 
●生活環境もしっかりチェック

スーパー・コンビニ・ドラッグストア・病院・駅までの距離、夜道の明るさ、周囲の静かさなども、一人暮らしの満足度を大きく左右します。

内見のときには、建物の中だけでなく、周辺環境も一緒に見ておくと安心です。

まとめ

一人暮らしの初期費用は、「家賃の4〜5ヶ月分+引っ越し・家具家電代」が一つの目安です。

ただし、礼金なし物件やフリーレント、インターネット無料物件、家具家電付き物件などを上手に選べば、負担をグッと抑えることもできます。
 

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