破魔矢発祥の地、武蔵新田の新田神社

03-3750-8441
【営業時間】10:00~17:00 【定休日】原則年中無休

2024年04月07日

破魔矢発祥の地、武蔵新田の新田神社

はじめに

今回は武蔵新田にある新田神社をご紹介致します。
東急多摩川線武蔵新田駅から徒歩3分の場所にある神社です。どのような神社なのでしょうか。

概要

新田神社は天平13年(1358年)に創祀された神社です。

ご祭神は贈従三位左兵衛佐源朝臣新田義興公、矢口の渡しで謀殺されたとされている勇将です。

謀殺された後に頻発した天災が頻発した際、義興公の霊を鎮めるために墳墓の前に新田明神社が創建され、後に新田大明神として尊崇されるようになりました。

電話番号:03-3758-1397

住所  :東京都大田区矢口1丁目21-23

アクセス:東急多摩川線「【武蔵新田駅】」徒歩3

【近隣のマンション情報はこちら】 

 

神格・御利益

ご祭神の贈従三位左兵衛佐源朝臣新田義興公は御霊信仰により祀られています。

御霊信仰とは政治上の争いや陰謀によって失脚憤死した皇族や公家の死霊の祟りが疫病・旱魃・虫害・飢饉・火災・戦乱などの天災地変や個人の病気・墳死などの事件を巡って、これらの原因であるかのように広く世に宣伝され、朝廷でもそれに対して復位・贈号・陳謝・慰霊などをもって、これらを鎮めようとし、これらの死霊を神と崇め、神社を建てて祀るようになったことに由来します。

義興公が運を開いて守り幸せを導いたことから「恋愛成就」に御利益があると言われている他、「家運隆昌」「家内安全」「厄除招福」「必勝開運」「合格成就」「健康長寿」「病気平癒」「若返り」などに御利益があると言われています。

破魔矢発祥の地

御祭神の御塚後部には、源氏の白旗を立てたものが根付いた篠竹が生えていました。これは「旗竹」という昔から決して神域を越えることがない不思議な篠竹で、雷が鳴るとこの竹がピチピチと割れたという言い伝えがあります。江戸時代には、エレキテルなどを製作した蘭学者平賀源内がこの竹で厄除招福・邪気退散の矢守を作りました。これが破魔矢の元祖であり、平賀源内はこれを広く御祭神の御神徳を仰がしめることを勧めました。

御神木(けやき)

江戸時代の落雷で幹が半分以上裂けましたが、枯れなかった樹齢約700年に及ぶ欅です。
昭和20年4月の東京大空襲では境内にも爆弾が落ち、社殿や町もほとんど全焼してしまいましたがその時、この欅の一部も再び焼失したものの、枯れずに毎年新緑の季節になると青々とした葉を茂らせています。
また古木上部には、とても珍しい「宿り木(植物)」もついていて、早春、淡黄色の小花も咲きます。
そのため、この御神木に触れると「健康長寿・病気平癒・若返り」の御利益を授かるという古老の言い伝えがあり、現在では「東京の代表的なパワースポット」となっています。

石の卓球台

2000年に当時の目蒲線が分割され、最寄りの路線が「多摩川線」になったことをきっかけに、町おこしの一環として「多摩川アートラインプロジェクト」が立ち上がりました。
各駅に彫刻や絵画などアーティストの作品が飾られ、その一人であるアートディレクターの浅葉克己さんが偶然神社を参拝。浅葉さんの作品である石の卓球台が奉納されました。
ラケットとピンポン玉の無料貸出があり、参拝に訪れる人たちの憩いの場となっています。
石製の卓球台は、ピンポン玉の跳ね具合に、若干の違いはあるものの、いつもの卓球と違う感じのゲームが味わえます。
※多摩川アートラインプロジェクトとは
多摩川下流域エリアの鉄道・駅・街を舞台に市民と企業と行政で取り組む現代アートによる街づくりの活動。現代アートを媒体に文化・産業・歴史・風景・人々を繋ぎ、グルーバルかつローカルな公共性の創出を目指しています。2007年は、国内外で活躍する16組の現代アーティストによる22作品を東急多摩川線の駅舎をはじめとする公共スペースに設置。併せて、公園・神社・商店街等で数多くのイベントを実施しました。22作品中の15作品は常設が認められ、現在でも1日平均25万人の人々の目を潤しています。

御朱印

新田神社の御朱印は境内の社務所で頂けます。
また、新田神社では兼務社の矢口氷川神社の御朱印も頂けます。初穂料は各社とも500円です。 

最後に

今回は新田神社についてご紹介しました。御神木や石の卓球台など気になりますよね!
私も初詣や七五三参りなどで度々訪れていますよ! 
御祈祷や人前結婚式などもあります。ぜひ足を運んでみてくださいね!
武蔵新田や矢口渡のことなら、 イエステーション矢口店にぜひお越しください。
15年の実績を持っているので、 お悩みもきっと解決できます︎よ☆
ページの先頭へ