賃貸生活で起こりやすいトラブルとは?よくある6つの事例と正しい対処法

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2025年10月04日

賃貸生活で起こりやすいトラブルとは?よくある6つの事例と正しい対処法

はじめに

こんにちは、イエステーション矢口店です!

 
お部屋を借りて暮らしていると、最初は快適でも、思わぬトラブルに直面することがあります。
 
「エアコンが壊れた」「上階がうるさい」「隣人とトラブルになってしまった」…など、
 
実際に住んでみて初めて気づくことは少なくありません。
  
こうしたトラブルは、放っておくと関係悪化や費用トラブルにつながることも。
 
しかし、早めの対応と冷静な判断で、多くは円満に解決できます。
 
今回は、賃貸生活でよくあるトラブルとその原因・【対処法】・【予防策】を、不動産会社の視点からわかりやすくご紹介します!

 
 
※こちらの記事は2025年10月28日時点の情報です。


設備の故障・不具合トラブル

入居中によく起こるのが、「エアコンが動かない」「給湯器が壊れた」「水漏れしている」といった設備系のトラブルです。
 
特に季節の変わり目(梅雨・冬場)に発生しやすく、生活に直結するためストレスが大きいですよね。



 
【よくある事例】

 
・エアコンが冷えない・暖まらない
 
・お湯が出ない(給湯器の故障)
 
・洗面所や台所から水漏れ
 
・照明・換気扇などのスイッチが反応しない



 
【対処法】
 

まずは慌てずに、管理会社または大家さんへ連絡しましょう。
 
ここで大切なのは、自分で修理業者を呼ばないこと。
 
入居者判断で修理を依頼すると、「誰が費用を負担するのか」で揉めるケースが非常に多いのです。
 
原則として、建物に備え付けの設備(エアコン・給湯器・インターホンなど)はオーナーの負担で修理します。
 
ただし、使い方の誤りや破損、タバコやペットによる汚損など、入居者の過失が明らかな場合は自己負担になります。



 
【予防策】
 
・入居時の「設備チェックシート」を必ず提出
 
・異音・異臭・水漏れなどの異変を感じたら、すぐに報告
 
・DIYや自力修理は避ける(元の状態に戻せないことが多いため)


 
ポイント:
 
賃貸契約では「原状回復義務」があります。
 
壊した・汚した・放置したものは自己責任になるため、「気づいたらすぐに連絡」するのがトラブル防止の基本です。


騒音トラブル

集合住宅では避けられない問題のひとつ。
 
上階の足音、隣のテレビ音、夜中の洗濯機など、生活音の感じ方は人それぞれです。
 
特に木造アパートは音が響きやすく、
 
「上階がうるさい」と思っていたら実は構造上の音だった、というケースもあります。


 
【よくある事例】
 
・隣室からの話し声やテレビ音
 
・夜間の掃除・洗濯・子どもの足音
 
・ペットの鳴き声



 
【対処法】
 
まずは直接注意しないこと。
 
感情的に伝えると「逆ギレ」「嫌がらせ」など二次トラブルに発展しかねません。
 
冷静に、管理会社へ相談しましょう。
 
管理会社が入居者全体へ「音に関する注意喚起」を行うことで、
 
個人名を出さずに穏やかに解決できることが多いです。
 
また、時間帯や状況を記録しておくと、対応がスムーズです。



 
【予防策】
 
・夜間(22時以降)は生活音を控える
  
・防音マットやラグを敷く
 
・テレビ・スピーカーの位置を壁から離す
 
・入居前に「構造(RC造・鉄骨造・木造)」を確認



 
ポイント:
 

「感じ方に差がある」ことを理解するのも大切です。
 
お互いに思いやりを持って暮らすことが、快適な共同生活の第一歩です。


ご近所・共用部のマナー違反

賃貸住宅では「共同生活ルール」があります。
 
ごみ出しの時間や分別ルール、駐輪場所、廊下への私物放置など、
 
小さなマナー違反が積み重なるとストレスになります。


 
【よくある事例】

 
・ゴミ出し日を守らない(前日夜や分別違反)
 
・廊下・ベランダに私物を放置
 
・共用ポストにチラシが散乱
 
・無断駐輪・無断駐車



 
【対処法】
 

気づいたら管理会社に報告を。
 
証拠写真を送ると対応が早い場合もあります。
 
注意喚起の掲示や個別連絡など、管理側が適切に処理します。
 
直接相手に注意するのはトラブルのもと。
 
一時的に改善しても、関係悪化につながることがあります。



 
【予防策】
 
・掲示板の案内やルールブックを確認
 
・共用部は「みんなの空間」と意識
 
・トラブルが起きたら冷静に第三者を通す


 
ポイント:
 

賃貸物件では、“誰のせい”より“どう解決するか”が大事です。
 
管理会社に相談すれば、ルールに基づいて公平に対応してくれます。


水回りのトラブル(水漏れ・詰まり)

トイレの詰まり、排水口の水漏れ、洗濯機ホースの外れなど、
 
水回りのトラブルは放置すると大ごとになります。
 
特に下階に漏れると、天井や壁紙の張り替え費用を請求されるケースも。
 
迅速な対応が重要です。


 
【よくある事例】
 
・トイレの水が流れない・あふれた
 
・キッチンやお風呂の排水口が詰まる
 
・洗濯機ホースが外れて床がびしょ濡れ



 
 
【対処法】
 
・水の元栓を止める
 
・管理会社・オーナーに連絡
 
・写真で被害状況を記録
 
階下まで水が漏れた場合は、火災保険の「個人賠償責任補償」でカバーできる可能性があります。




 
【予防策】
 

・定期的に排水口を掃除
 
・洗濯機ホースや蛇口をしっかり固定
 
・不自然な音や水量の変化を感じたらすぐ確認



 
ポイント:
 
水のトラブルは“時間との勝負”。
 
迷ったらまず元栓を閉め、早急に報告することが第一です。


害虫トラブル

夏場や湿気の多い時期に多いのが害虫。
 
特に築年数の経った物件や1階の部屋では発生しやすいです。



 
【よくある事例】
 
・ゴキブリやダニの発生
 
・排水口や窓から蚊が侵入
 
・ベランダにハチの巣ができた



 
【対処法】
 
・軽度なら市販の駆除剤を使用
  
・広範囲・建物全体に及ぶ場合は管理会社へ相談
 
・危険な害虫(ハチ・スズメバチなど)は行政へ連絡(※無料駆除対応もあり)




 
【予防策】
 
・食べ残しや生ごみを放置しない
 
・排水口・換気口の定期清掃
 
・隙間テープで侵入経路を塞ぐ



 
ポイント:
 
害虫は「清掃+湿気対策」が基本。
 
風通しを良くし、ゴミを溜めないだけで大きく変わります。


契約・家賃トラブル

賃貸契約では、退去時の修繕費・敷金返還・更新料など、
 
お金に関するトラブルが多発します。
 
「聞いてない」「納得できない」と感じたら、
 
まず契約書と重要事項説明書を見直しましょう。


 
【よくある事例】

 
・敷金が全額戻らない
 
・退去時に高額な修繕費を請求された
 
・家賃の支払い遅延で催促を受けた



 
【対処法】

  
・契約書・重要事項説明書を確認
 
・内容に納得できない場合は消費生活センターや弁護士相談も検討
 
・家賃が遅れそうなときは、早めに管理会社へ相談



 
【予防策】

 
・契約内容(更新料・敷金返還条件)を理解しておく
 
・退去時は原状回復を丁寧に
 
・契約前に「退去費用の目安」を質問しておく



 
ポイント:
 
「知らなかった」では済まないのが契約トラブル。
 
書面の内容が最優先です。


トラブルを防ぐ3つの心得

日常の小さな意識で、大きなトラブルを防ぐことができます。


 
① 異変を放置しないこと
 
 → 気づいたらすぐ連絡。早めの対応が何より大切。

 
② 管理会社・オーナーの連絡先を常に把握すること
 
 → 緊急時に慌てず行動できます。

 
③ 一人で抱え込まないこと
 
 → 感情的な対立を避け、専門家に任せるのが安心です。

 

 
生活のヒント:

 
賃貸生活は“共同生活”。
 
お互いを思いやる姿勢と、早めの相談がトラブル防止のカギです。


トラブル内容 主な対応方法 注意点・【予防策】
設備の故障 管理会社・オーナーへ連絡。自己修理はNG 入居時チェックと早めの報告。DIY修理は避ける
騒音トラブル 直接注意せず管理会社へ相談 記録を残す。防音マットや時間帯配慮
マナー違反 管理会社に報告し証拠を残す 感情的にならず冷静に対応。共用ルール確認
水漏れ・詰まり 元栓を止め、すぐ報告 定期清掃・ホース確認。保険補償も確認
害虫発生 軽度は駆除剤、深刻なら管理会社相談 軽度は駆除剤、深刻なら管理会社相談
契約・家賃 契約書確認と相談機関利用 契約内容理解・早期連絡・記録保管を徹底

最後に

賃貸のトラブルは、誰にでも起こり得ます。
 
大切なのは、早めに行動し、感情的にならず冷静に対応することです。
 
困ったときこそ、不動産会社が頼れる存在です。
 
矢口渡、武蔵新田で物件をお探しの際は、地元で15年の実績があるイエステーション矢口店にご相談ください。
 
お客様のお力になれるよう一生懸命努力致します。
 
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